夫婦として長い年月を共に過ごしていると、パートナーのことは少しずつ理解できてきますが、実際にはまだまだ知らないことも多いと思います。
特に、男性と女性では思考や感情の表現方法が違うため、夫婦間でのコミュニケーションに悩むことも少なくありません。
そんな時に役立てて欲しいのがこの記事「夫の取扱説明書」です。
この記事では、夫との関係をより良いものにするために知っておきたい「夫の取扱説明書」をご紹介します。
夫に「言わなくてもわかってくれる」と思わない
夫婦間でよくある誤解の一つは、「言わなくてもわかってくれるだろう」という思い込みです。
しかし、夫はあなたが何を考えているのか言葉にして伝えなければ気づかないことが多いです。
重要なことや頼み事は、具体的に言葉にして伝えることが大切です。
特に、感謝の気持ちや愛情を伝えることを惜しまないようにしましょう。
夫は「問題解決」を好む
夫は、妻が話している問題に対して「どうすれば解決できるか」を考えがちです。
感情を共有したいだけで問題の解決を求めていない場合でも、夫は「アドバイス」をしたがることがあります。
これは、夫が「問題解決型」であるためです。
もし、解決策を求めていない場合は、「ただ聞いてほしい」と前もって伝えると、無用なアドバイスを避けることができます。
夫は褒められることを喜ぶ
誰だって褒められると嬉しいものです。
男性は、意外にも「褒められること」にとても敏感です。
妻から「ありがとう」「助かったよ」「かっこいいね」などの言葉をもらうことで、男性は自信を持ち、さらに頑張ろうという気持ちになります。
夫が何かをしたときには、感謝の言葉や賛辞を惜しまないようにしましょう。
これが、夫婦関係を円滑に保つ事にも繋がります。
夫は一人の時間も大切にしたい
多くの男性は、一人でリラックスする時間が必要だと感じています。
妻と一緒に過ごす時間も大切にしていますが、それと同じくらい自分の趣味や静かな時間を尊重してもらえると嬉しいものです。
特に、仕事や家庭のストレスを感じているときは、自分のペースでリフレッシュする時間が必要です。
夫が一人でいる時間を持つことを理解してあげることで、夫の精神状態も安定すると思います。
夫だけに1人の時間を作るのではなく、夫婦お互いにそういうリフレッシュの時間を設け、支え合えると良いですね!
夫は「お願いする」ことをためらう
夫は、「お願いすること」をためらうことがあります。
特に、自分のことを妻に頼んだり、助けを求めたりすることに抵抗を感じる男性もいます。
これは、妻に対して「頼られすぎている」と感じさせたくない、または「自分はできる」という意識が強いからです。
ですが、夫が本当に困っているなと感じて助けを求められなかった時、妻側から声を掛けてあげると夫も安心できると思います。
夫は愛情表現に「照れ」がある
多くの男性は、愛情表現に照れくさい気持ちを抱くことが多いです。
「好きだよ」「愛しているよ」といった言葉は、なかなか口に出しづらいこともあります。
そのため、言葉での愛情表現が少ないことがあっても、行動や態度で表現しようとしています。
たとえば、家事を手伝ってくれたり、ちょっとしたプレゼントをくれたりすることで、夫なりの愛情を示している場合があります。
あなたが求めている愛情表現を、夫がどう表現しているかに気づいてあげることが大切です。
夫は家事をやりたがらないわけではない
夫が家事を手伝うのを嫌がるのは、必ずしも怠惰だからではありません。
多くの場合、家事の仕方がわからなかったり、どこまでやればいいのかが不明確なため、二の足を踏んでしまうことがあります。
具体的に「これをやってほしい」「こうしてくれるとうれしい」というように、お願いを具体化することで、夫も積極的に手伝おうとすることが増えるでしょう。
夫は「褒められると調子に乗る」
逆に、男性は褒められることでモチベーションが上がり、「次もやろう!」という気持ちが強くなります。
仕事でも家庭内でも、「できた!」という自信を持てると、夫はどんどん積極的に行動します。
逆に、ネガティブな言葉や批判ばかりだと、やる気を失ってしまうことがあります。
積極的に褒めることで、夫婦関係がさらに良好になります。
子供っぽいと思うかもしれませんが、そういう子供っぽい所を上手く使って夫の家事育児参加を促すのは効果的です!
まとめ
今回ご紹介した「夫の取扱説明書」は、夫婦間での理解とコミュニケーションを深めるための一つのガイドラインです。
夫がどんな性格で、どのような行動をとりやすいかを理解することで、より良い関係を築くことができ、すれ違いも減るはずです。
お互いの違いを尊重し、コミュニケーションを大切にすることで、夫婦関係がますます深まることでしょう。
毎日のちょっとした気配りと愛情をお互いが意識してみましょう!